干支

丁亥(ひのと-い)・丁亥の年月日とは?吉凶(運勢)や四柱推命・納音について

丁亥(ひのと-い)・丁亥の年月日とは?吉凶(運勢)や四柱推命・納音について 干支

丁亥という漢字が見かけるしカレンダーにも記載されているけど、どういう意味なんだろう?と思うことはありませんか?

丁亥は干支で24番目に位置するものであり、様々な言い伝えや吉凶に用いられています。

丁亥とはどういうものか、丁亥の日・丁亥の年についても詳しく説明します。

基本的に「丁亥」とつく日や年は「凶」となります。

丁亥の読み方は、ひのとい or ていがい

  • 一般的な読み方:ひのと-い(丁=ひのと 亥=い)
  • 他の読み方(訓読み):ていかのいのしし
  • 他の読み方(音読み):ていがい

一般的に「丁亥」であれば「ひのとい」と読みます。

1707年(丁亥の年)に起きた宝永地震・宝永大噴火が「丁亥の変(ていがいのへん)」と言われることがありますが、それ以外の読み方はほとんどされませんし、使われたこともほとんどありません。

丁亥の意味

丁亥は、十干(甲・ 乙・ 丙・ 丁…)と十二支(子・ 丑・ 寅・ 卯…)の組み合わせ60通りの中で24番目に位置する干支です。

干支は60年で一回りするので、60年を数えるのに使われていました。丁亥はその60年の中で24番目の年・24年を表しています。

丁亥の年とすると、人生50~60年の時代は、1度しか巡り合わないので、問題が無かった訳です。

元々は数詞(数を表す言葉)でしたが陰陽節・五行説等と融合していろいろな意味を持つようになりました。

「亥」は「いのしし(猪)」を意味します。

丁亥の年・月・日

丁亥は、年・月・日にも割り振られています。

丁亥の年

60年周期の干支の中で24番目となる丁亥は、西暦を60で割って27が余る年となります。

実際の丁亥の年は下記のようになっています。

西暦1000年未満 27年・87年・147年・207年・267年
327年・387年・447年・507年・567年
627年・687年・747年・807年・867年
927年・987年
西暦1000年から1999年 1047年・1107年・1167年・1227年
1287年・1347年・1407年・1467年
1527年・1587年・1647年・1707年
1767年・1827年・1887年・1947年
西暦2000年以降 2007年・2067年・2127年・2187年
2247年・2307年・2367年・2427年
2487年・2547年・2607年・2667年
2727年・2787年・2847年・2907年
2967年

ただし1827年以前の記録(書物等)の場合、旧暦による丁亥の年としている場合もあります。理由は日本が新暦になったのは1873年(明治6年)からだからです。

また旧暦記載・節月記載のカレンダーの場合、旧暦や節月での干支の年を記載している場合があります。

丁亥の月

干支を月に割り振って管理していた暦もあり、丁亥の月というものが存在します。

今でも旧暦について詳しく書いてあるカレンダーだと月干支としてその月の干支が記載されている場合もあります。

月干支は60ヶ月周期になるため、西暦の下一桁が0か5(十干が庚か乙)の年の10月が丁亥の月となります。

つまりここ数年だと下記が丁亥の月となります。

  • 2020年10月
  • 2025年10月
  • 2030年10月

ただし干支月は、現在3種類あります。

  • 新暦の月にそのまま割り振る干支月
  • 旧暦の月に割り振る干支月
  • 節月に割り振る干支月

今では、新暦の月にそのまま割り振ることが多いです。

丁亥の日

現在のカレンダーでも干支を日に割り振って掲載しているものがあります。

干支の日の配置は単に60個ある干支をずっと配置しているだけです。どの日にどの干支を置くというものは決まっていません。

60通りの干支が1年間をめぐるので1年で6回(稀に7回)、丁亥の日があります。

ここ数年の丁亥の日は下記の通りです。

2023年の丁亥の日

  • 1月29日(日)
  • 3月30日(木)
  • 5月29日(月)
  • 7月28日(金)
  • 9月26日(火)
  • 11月25日(土)

2024年の丁亥の日

  • 1月24日(水)
  • 3月24日(日)
  • 5月23日(木)
  • 7月22日(月)
  • 9月20日(金)
  • 11月19日(火)

2025年の丁亥の日

  • 1月18日(土)
  • 3月19日(水)
  • 5月18日(日)
  • 7月17日(木)
  • 9月15日(月)
  • 11月14日(金)

丁亥の日ということで特に縁起が良いということはありません。

丁亥の吉凶(運勢)や四柱推命・占星術・納音

丁亥は干支によって1から60までの数の24番目を表すものですが、陰陽五行説と結びついて吉凶を判断することもあります。

陰陽五行思想での丁亥・丁亥の吉凶

陰陽五行思想では、十干の丁は「陰の火」、十二支の亥は「陰の水」で、相剋(水剋火)となっていることから「丁亥」の吉凶は「凶」となっています。

吉日・選日・暦注下段としての丁亥の日

選日である十方暮に当てはまります。

十方暮は万事うまく行かない凶日とされています。市販の暦では、労多くして功の少ない日などと記載されていることもあります。

日の干支が甲申(甲子から数えて21番目)から癸巳(同30番目)の間の10日間のことで、十干と十二支の五行が相剋しているものが8日も集中しているため、特別な期間と考えられるようになりました。

丁亥は、十方暮の4日目となっています。

納音として丁亥

納音としての丁亥は「屋上土(おくじょうど)」となっています。

屋上土は屋根の上の土という意味となっています。

安定性はあり精神面で優れているものの、愛情や包容力に乏しく、積極性に欠けていると言われています。

占星術・四柱推命における丁亥

書籍や占いの流派によって、書いてあることは異なりますが、共通して「頭は良い」ということが書かれていることが多くなっています。

また真面目であり、人情家であると書かれているものが多くなっています。

商売よりも研究職についた方が良いとも書かれていることがあります。

以上、丁亥についてでした。

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