干支

丁未(ひのと-ひつじ)・丁未の年月日とは?吉凶(運勢)や四柱推命・納音について

丁未(ひのと-ひつじ)・丁未の年月日とは?吉凶(運勢)や四柱推命・納音について 干支

丁未という漢字が見かけるしカレンダーにも記載されているけど、どういう意味なんだろう?と思うことはありませんか?

丁未は干支で44番目に位置するものであり、様々な言い伝えや吉凶に用いられています。

丁未とはどういうものか、丁未の日・丁未の年についても詳しく説明します。

基本的に「丁未」とつく日や年は「吉」となります。

丁未の読み方は、ひのとひつじ or ていかのひつじ

  • 一般的な読み方:ひのと-ひつじ(丁=ひのと 未=ひつじ)
  • 他の読み方(訓読み):ていかのひつじ
  • 他の読み方(音読み):ていび

一般的に「丁未」であれば「ひのとひつじ」と読みます。歴史の出来事として「丁未の乱(ていびのらん)」という出来事がありました。

丁未の意味

丁未は、十干(甲・ 乙・ 丙・ 丁…)と十二支(子・ 丑・ 寅・ 卯…)の組み合わせ60通りの中で44番目に位置する干支です。

干支は60年で一回りするので、60年を数えるのに使われていました。丁未はその60年の中で44番目の年・44年を表しています。

丁未の年とすると、人生50~60年の時代は、1度しか巡り合わないので、問題が無かった訳です。

元々は数詞(数を表す言葉)でしたが陰陽節・五行説等と融合していろいろな意味を持つようになりました。

「未」は「ひつじ(羊)」を意味します。

丁未の年・月・日

丁未は、年・月・日にも割り振られています。

丁未の年

60年周期の干支の中で44番目となる丁未は、西暦を60で割って47が余る年となります。

実際の丁未の年は下記のようになっています。

西暦1000年未満 47年・107年・167年・227年
287年・347年・407年・467年
527年・587年・647年・707年
767年・827年・887年・947年
西暦1000年から1999年 1007年・1067年・1127年・1187年
1247年・1307年・1367年・1427年
1487年・1547年・1607年・1667年
1727年・1787年・1847年・1907年
1967年
西暦2000年以降 2027年・2087年・2147年・2207年
2267年・2327年・2387年・2447年
2507年・2567年・2627年・2687年
2747年・2807年・2867年・2927年
2987年

ただし1847年以前の記録(書物等)の場合、旧暦による丁未の年としている場合もあります。理由は日本が新暦になったのは1873年(明治6年)からだからです。

また旧暦記載・節月記載のカレンダーの場合、旧暦や節月での干支の年を記載している場合があります。

丁未の月

干支を月に割り振って管理していた暦もあり、丁未の月というものが存在します。

今でも旧暦について詳しく書いてあるカレンダーだと月干支としてその月の干支が記載されている場合もあります。

月干支は60ヶ月周期になるため、西暦の下一桁が2か7(十干が壬か丁)の年の6月が丁未の月となります。

つまりここ数年だと下記が丁未の月となります。

  • 2022年6月
  • 2027年6月
  • 2032年6月

ただし干支月は、現在3種類あります。

  • 新暦の月にそのまま割り振る干支月
  • 旧暦の月に割り振る干支月
  • 節月に割り振る干支月

今では、新暦の月にそのまま割り振ることが多いです。

丁未の日

現在のカレンダーでも干支を日に割り振って掲載しているものがあります。

干支の日の配置は単に60個ある干支をずっと配置しているだけです。どの日にどの干支を置くというものは決まっていません。

60通りの干支が1年間をめぐるので1年で6回(稀に7回)、丁未の日があります。

ここ数年の丁未の日は下記の通りです。

2023年の丁未の日

  • 2月18日(土)
  • 4月19日(水)
  • 6月18日(日)
  • 8月17日(木)
  • 10月16日(月)
  • 12月15日(金)

2024年の丁未の日

  • 2月13日(火)
  • 4月13日(土)
  • 6月12日(水)
  • 8月11日(日)
  • 10月10日(木)
  • 12月9日(月)

2025年の丁未の日

  • 2月7日(金)
  • 4月8日(火)
  • 6月7日(土)
  • 8月6日(水)
  • 10月5日(日)
  • 12月4日(木)

丁未の日ということで特に縁起が良いということはありません。

丁未の吉凶(運勢)や四柱推命・占星術・納音

丁未は干支によって1から60までの数の44番目を表すものですが、陰陽五行説と結びついて吉凶を判断することもあります。

陰陽五行思想での丁未・丁未の吉凶

陰陽五行思想では、十干の丁は「陰の火」、十二支の未は「陰の土」で、相生(火生土)となっていることから「丁未」の吉凶は「吉」となっています。

吉日・選日・暦注下段としての丁未の日

選日の「天一天上(てんいちてんじょう)」に該当します。

天一天上は天一神(てんいちじん、てんいつじん)という神様がいて、地上と天上を行き来しており、天上に帰っている期間を天一天上と言い、天一神の祟りが無くなるとして吉日とされています。

日干支の癸巳(30番)から戊申(45番)までの16日間が天一天上の期間とされています。

丁未は、天一天上の15日目となっています。

納音として丁未

納音としての丁未は「天河水(てんがすい)」となっています。

天から降る雨や雪が集まって出来た大河を意味しています。

万物を潤し、多くの人に親しまれるとされています。

ただし気まぐれで移り気なところもあるので注意が必要と戒められています。

占星術・四柱推命における丁未

書籍や占いの流派によって、書いてあることは異なりますが、丁未は割と見解が異なっています。

  • 表面的には周りに調和していく
  • 人に心根を話さないため理解されにくい
  • 人の波に埋もれたくない

上記のような記述が占いの書籍やサイトで見られ、一体どういうキャラクター・性格なのかつかみにくくなっています。

しかしこれが丁未の特徴なのかもしれません。

ただ最終的には結果を出すとされることが多いので大器晩成型と言えるのかもしれません。

以上、丁未についてでした。

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